泥沼のエンタメ日記

主に映画の感想をゆるく備忘録的に書いていくブログです。

『コンプリシティ/優しい共犯』1/23@新宿武蔵野館

藤竜也さんがすごく渋いというか、あの蕎麦屋の店主さんにぴったりで、それだけでも十分満足してしまう。
監督は今作が長編デビュー作とは思えない素晴らしい出来だとは思う。
偽りの身分。びくびくしながら日常生活を送りながら、恋をし、向上心をもって蕎麦作りに励む。
けど、小さな綻びでそれが終わる。
切ない作品である。
しかし、若者の自転車の疾走って絵になるよな。
これは個人的な想いだが、技能実習生の実態は度々に雇う側の搾取という側面から話題になるが、今作の様に良い出会いに巡り会えてる人もいると良いなと思った。f:id:sakomuku:20200518223437j:plain