泥沼のエンタメ日記

主に映画の感想をゆるく備忘録的に書いていくブログです。

『リチャード・ジュエル』

イーストウッドの実話ベースの作品の中でも久しぶりに色々と考えてしまう作品。
一方的な側面からの報道で判断し、一瞬で手のひら返しをする市民。
よかれて思って告発したら、結果一人の人の人生をメチャクチャにしてしまうマスコミ。
当時も今も人、マスコミはそう簡単には変わらないんだなやっぱり。
せっかく、容疑が晴れ、あのような、状況で自分を信じてくれたワトソンのような人に出会えたリチャード・ジュエルが47歳という若さで亡くなったと最後に出るので、より切なくなった。
ただ、途中ワトソンの忠告を無視した行動をとってしまう主人公にたまにイライラとなった。f:id:sakomuku:20200131082424j:plain