泥沼のエンタメ日記

主に映画の感想をゆるく備忘録的に書いていくブログです。

『AWAKE』2021.1.6 新宿武蔵野館

上にはまだ上がいるという現実って将棋に限らない話でとても残酷。
じゃあその相手が昔は共に競いあった人が作ったコンピューターだったらどんな気持ちなのだろうか。
そんな役を若葉竜也さんがとてもうまく演じていたと思う。
周りの期待に反しするように指してでも、勝ちに徹する時の顔とかとても印象に残ってる。
その反面、自宅で一人パソコンで対局する際の追い詰められ行く感じもよかった。
あと、将棋とは本来楽しいものであるって事を勝負の後に川島潤哉さん演じる山崎新一が言う。
その流れからのラストがとてもよかったな。
清田も浅川も二人ともまた将棋を楽しく指すことができるんじゃないかと思わせてくれた。f:id:sakomuku:20210114221138j:plain